ごはんがおいしく食べられるとおなかは健康（けんこう）なの？

そうだよ。ごはんを食べて人のからだに必要（ひつよう）な栄養（えいよう）を取り込むことが健康なことなんだ。おなかの中では、腸（ちょう）という内臓（ないぞう）が一生懸命（いっしょうけんめい）働いているんだ。

でも時々おなかが変になることあるよね。ウンチが出なくて気持ち悪かったり、おなかが痛くて水みたいなウンチが出ちゃったりとか。

どうしておなかが痛くなるの。

それはね、食べ過ぎたりおなかを冷やしたりすると腸の調子が狂（くる）うから。

また、腐（くさ）ったものを食べたり、食中毒菌（しょくちゅうどくきん）が入ったりすると腸が痛めつけられておなかが痛くなるんだ。
気をつけようね。

良い菌と悪い菌がいるの？

腸の中は、消化された食べ物のほかに腸内細菌（ちょうないさいきん）と呼ばれる細菌がいるんだ。この中には「乳酸菌（にゅうさんきん）って何？」のところで話したように、乳酸菌のようなからだに良い働きをする菌と悪さをする悪玉菌（あくだまきん）がいるんだ。

悪玉菌はどうして増えちゃうの？

おなかが痛くなったり、体の調子が悪くなった時は悪玉菌が増えてくるんだ。おなかが痛くなくてもウンチをガマンして出さないでいたり、食べ物の好き嫌いをしていると悪玉菌を増やしてしまうことになるんだよ。

ヨーグルトにも入っているの？

そう。ヨーグルトや乳酸菌飲料にはたくさん乳酸菌が入っているんだ。
おなかの中に乳酸菌がたくさんいると、悪玉菌は悪さが出来なくなる。
だからね、いつもおなかが健康でいられるように、ヨーグルトや乳酸菌飲料を毎日食べたり飲んだりすることは大切なんだよ。